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VR酔いを防ぐには頭を動かさない仕組み作りが大切

頭にヘッドマウントディスプレイを被って仮想空間で過ごす際、高頻度で訪れていた画面酔い、通称3D酔いとでもいうのだろうか。
これらの症状は仮想空間で遊ぶのを辞めてしまう原因になってしまう。
昨日出会ったVRChatの初心者さんは『酔いが酷くてログインできない。ヘッドマウントディスプレイあるけど半年使ってない。』という悲痛な訴えを聞いた。

自分も凄く酔いやすい体質?であったがカメラやミラーに写った自分を見ながら動くと酔わないので教えてあげた。すると初心者さんには効果てきめんで大喜び。無事酔わずにワールド巡りができたのである。

そもそも何故画面に酔うのか?

よく三半規管が弱いから、という話を聞く。間違いではないが原因が不明瞭だ。酔いのメカニズムを調べたところ、水平回転+頭部の前後左右の揺れ=高頻度で酔いが発生するとある。これはコリオリ刺激と呼ばれ簡単に酔えるという。

VRChatは常に水平回転が多い環境

VRChatでは方向転換で水平回転が高頻度で生じる。そこに加えて物珍しさもあり頭をあちこちに振る。激しい刺激が入るゲームワールドだけでなく、綺麗なワールドでもコリオリ刺激が入る条件が整えばあっさり酔ってしまう。

前後左右の揺れはなんとかなる

極論を言えば水平回転か頭部の前後左右の揺れをなくせば酔わないことになる。所謂動くなである。だが、VRChatでは移動しなければどこにも行けない。
このことから対策すべきは水平回転はしつつも、頭部の前後左右の揺れを制限することが求められる。

VRChat民御用達のカメラ

カメラを顔の前に出し自分の姿がみれるようにする。写った自分を見続けると視点固定となり頭部の揺れが無くなる。これがコリオリ刺激の回避となりほぼ酔わなくなる。頭部の前後左右の揺れ抑制を意識すれば更に効果は高まる。

頭部固定練習

まずはカメラを一点集中して見ながらその場回転(頭部固定の練習)してほしい。酔わずにこれが出来ればほぼクリア。

ワールド巡り

方向転換する時は必ずカメラを凝視すること。