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週休3日を“試す”ことの重要性|病気明けで働き方を見直した僕の実体験&とある投稿の比較

週休3日を“試す”ことの重要性|病気明けで働き方を見直した僕の実体験&とある投稿の比較

働き方改革や「選択的週休3日制」という言葉を耳にすることが増えました。
しかし、実際に週休3日を導入するとなると、「給料が減る」「仕事が回らないのでは」と不安を感じる人も多いのではないでしょうか。
本記事では、病気明けで復職を考えていた筆者の実体験をもとに、週休3日を“試す”ことの重要性を解説します。


なぜ「週休3日」を意識したのか

僕が週休3日に興味を持ったきっかけは、病気の療養と仕事復帰のバランスを取るためでした。
病気明けで体力も戻りきらず、週5日勤務を続けるのは難しかったのです。

当時の悩み

  • 土日の2日間では体調をコントロールしきれない
  • 自分の時間が持てない
  • 体力がもたず、何もできないまま休日が終わる

そんな中、「週休3日」という働き方を知り、まるでパズルのピースがはまったような感覚がありました。
「これなら仕事を続けられる」と感じたのです。
正社員募集もあったため、キャリアを諦めずに働けるという希望も見えました。


SNS投稿で見たテレワークがもたらした“気づき”

他の人の体験談を読む中で、テレワークによって生活のリズムや価値観が変わった→週休3日の選択という話が印象に残りました。
家事や趣味の時間が心地よく感じられたという人も多く、
「自分に合う働き方は自分で見つける時代」なのだと感じました。


有給を活用した“擬似週休3日”のすすめ

SNSで見た投稿者は、週休3日を導入する際、もっとも懸念したのは収入の低下
しかし、それ以上に大切なのは「本当に自分に合うかを試してみること」です。

”決断はかなり慎重に。上司の許可を得て2ヶ月ほど有給を使って擬似的に週休3日を体験。生活リズムが自分に合っていると確信してから週休3日に踏み切った。”という投稿を見て凄いと思った。

試すことでしか分からないポイント

  • 仕事量は適正か?
  • 会社や上司、同僚の理解はあるか?
  • 業務の生産性や効率は落ちないか?
  • プライベートとのバランスは取れるか?

僕自身はいきなり週休3日の会社に転職して満足していますが、
全員に合うわけではありません。
だからこそ、有給を活用して2ヶ月ほど“試す”ことが現実的で安全です。

ポイント

  1. まずは上司に相談して「試験導入」を提案する
  2. 最低2ヶ月間は続けてみる
  3. 仕事の感覚・体調・生活リズムを観察する
  4. 合わなければ戻す勇気も大切

僕が当時に戻れるなら、上司と話し合って試したかったと思います。
合う・合わないを確かめてから判断できれば、もっと納得感のある選択ができたはずです。


試してわかる“生活リズム”と心の変化

上司の許可を得て有給を使い、擬似的に週休3日を体験している人の話を聞いたとき、とても合理的だと感じました
会社にとっても、従業員にとってもメリットがある取り組みです。

僕の理想の1週間のリズム

  • 土日+水曜休みがベスト
  • 三連休よりも「週の真ん中休み」の方がリズムが整う

休みが増えることで、「時間があったらやりたい」と思っていたことが実現できるようになります。

やりたいこと実現できる理由
旅行・趣味体力的な余裕が生まれる
読書・勉強集中できる時間が取れる
資格・ブログ継続的な自己投資が可能

週休3日は「時間を増やす制度」ではなく、「人生を広げる制度」だと感じます。


転職や「選択的週休3日制」へのつなげ方

実際に週休3日を試すことで、働き方の向き・不向き、
そして会社側の対応のリアルが見えてきます。

判断ポイント

  • 仕事負担が増える場合、改善策やサポート体制はあるか?
  • 専門職が一人しかいない場合、フォロー体制が整っているか?
  • 週休3日社員が対等に扱われているか?
  • キャリアを維持できる仕組みがあるか?

僕自身、今後働く会社を選ぶ際は、
「仕組み」「理解」「対等性」「キャリア維持」の4つを軸に見極めたいと思っています。


筆者として伝えたいこと

僕はこの「有給を使って試す」という流れで週休3日を選ぶことができませんでした。
1社目は病気で有給がなく、2社目は有給が使えなかったのです。
だからこそ、有給が使える会社を優先して選びたいと今では強く思います。

読者へのメッセージ
病気や体調不良で働けない人こそ、“週休3日”を試してほしい。
それは、ただの時短勤務ではなく、「自分の人生を立て直す」ための方法だからです。

まとめ|“試す”から始める働き方改革

週休3日を導入することよりも、まず“試してみる”ことにこそ価値があります。
実際に体験してみないと、仕事・体調・生活リズムの変化は分かりません。

  • 有給を活用して2ヶ月間、試してみる
  • 仕事の効率や体の変化を記録する
  • 職場の理解やサポート体制を確認する
  • 合えば続け、合わなければ戻せばいい

この小さな「実験」こそが、後悔のない働き方を選ぶ第一歩になるはずです。

ABOUT ME
siratama
SIRATAMA(しらたま)です 医療従事者の理学療法士をしています。医療福祉の現場経験が沢山ありますので事業所による働き方や転職についての発信をしています。趣味のピラティスでは資格取得、メタバース分野でも体を動かす健康についても活動中です。多趣味で雑記の記事も投稿中