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なぜ週休3日で働きたい人が増えているのか? 実際に体験して分かった本音

筆者プロフィール:
理学療法士歴10年以上、地域病院・診療所・訪問看護・病院・デイケア・介護保険施設各種・老人ホーム・小規模多機能型サービス・複合型サービスなど多様な現場を経験。
現在は週休3日制で副業理学療法士として活躍
うつや転職の経験もあり、読者と同じような苦しみを経て今の働き方を実現しました。

なぜ週休3日で働きたい人が増えているのか?実際に体験して分かった本音

実際に週休3日で働いている僕の体験談

実は、僕は今現在「週休3日」で働いています。きっかけは、精神的にも体力的にもフルタイムで働き続けるのが難しいと感じたことでした。もちろん、2割ほど収入が減るというリスクもありましたが、それでも「生活は成り立つ」と判断し、副業や趣味の時間も確保したいという想いでこの働き方を選びました。

実際にやってみて、僕は週休3日という働き方に非常に満足しています。仕事の日はしっかり責任を持って取り組み、休みの日は「寝て終わる休日」から「朝から活動できる充実した休日」へと変化しました。最初は療養もかねてゲーム漬けの時期もありましたが、今ではちょうどいいバランスが取れています。

休みの日は、ブログの運営に力を入れています。以前はチラシの裏のような投稿でしたが、今は多くの人に見てもらえるようなサイトづくりを意識して活動しています。平日の水曜日にも休みがあるので、銀行や役所の用事を済ませたり、土日は趣味を満喫したりと、自分らしいペースで生活しています。

もちろん、収入面やキャリアの不安がゼロだったわけではありません。でも僕はもともとキャリア意識や愛社精神が強いタイプで、週休3日でも成果を出せるように意識しています。実際、体力的な余裕がある分、より積極的に仕事を取れるようになり、周囲との関係性も良好です。

金銭面では、家計管理を徹底することで収入が減っても生活は安定しています。むしろ、週休2日だった頃よりも貯金ができるようになりました。これは、以前は忙しさで無意識に浪費していた部分に気づけたからかもしれません。

周囲からは「お金の面、大丈夫なの?」とよく聞かれます。でも実家の家族は理解してくれており、今では一人暮らしでも安心して生活できています

僕はこの働き方をこれからも絶対に続けたいと思っています。収入面の不安はあるかもしれませんが、工夫次第で解決できます。実際、僕は転職時に週休3日でも収入アップを実現していて、週休2日で働く人より年収が多い可能性もあります。

やりたいことができるようになるので、「時間がないから…」と諦めている人には、ぜひ週休3日をおすすめしたいです。勇気を出して一歩踏み出せば、人生が少しずつ変わっていきますよ。

なぜ週休3日を望む人が増えているのか?

あなたの周りにも「週休3日で働きたい」と話す人が増えていませんか?それは単なる“楽をしたい”という理由ではなく、現代人の働き方や価値観の変化に深く関係しています。

週休3日を望む主な理由(表面的な動機)

  • 疲れているから:心身ともに疲弊し、休みが足りないと感じている。
  • 効率よく働きたい:無駄を省いて短時間で成果を出したい。
  • ワークライフバランスを整えたい:家族や趣味、副業などにも時間を使いたい。

その奥にある「深い欲望」

    • 自由を感じたい:誰かの指示で1日を支配されず、自分のペースで生きたい。
    • 人生に意味を持たせたい:「このままでいいのか?」という問いに向き合っている。
    • 自己実現をしたい:副業、創作、学び直しなど本当にやりたいことに時間を使いたい。
    • 疲れたくない:シンプルに「しんどい」のはイヤ。無理せず生きたい。
    • 競争から降りたい:出世・昇給の競争に疲れた。もっと穏やかに生きたい。

「働くこと=美徳」という価値観の崩壊

かつては「長時間働く人が偉い」「会社に尽くすのが当然」という時代がありました。しかし今は、そうした価値観が大きく揺らいでいます。

「働きすぎて体を壊したら意味がない」「会社は最後まで自分を守ってくれるとは限らない」「人生にもっと大事なものがある」

こうした考え方の変化が、「週休3日」という選択肢を現実的なものにしているのです。

まとめ:よりよく生きるための週休3日

週休3日を望むのは、決して怠けたいからではありません。それは「より自分らしく生きたい」「人生の主導権を取り戻したい」という想いから来ています。

  • 心身の健康を保つための選択肢である。
  • 自分の時間を大切にすることができる。
  • 人生の質を向上させるための働き方である。

筆者プロフィール:
理学療法士歴10年以上、地域病院・診療所・訪問看護・病院・デイケア・介護保険施設各種・老人ホーム・小規模多機能型サービス・複合型サービスなど多様な現場を経験。
現在は週休3日制で副業理学療法士として活躍
うつや転職の経験もあり、読者と同じような苦しみを経て今の働き方を実現しました。

ABOUT ME
siratama
SIRATAMA(しらたま)です 医療従事者の理学療法士をしています。医療福祉の現場経験が沢山ありますので事業所による働き方や転職についての発信をしています。趣味のピラティスでは資格取得、メタバース分野でも体を動かす健康についても活動中です。多趣味で雑記の記事も投稿中