直行直帰は本当に楽?理学療法士がうつになりかけた本当の理由
「直行直帰ってラクそうでうらやましい」──。
そんな風に思っていませんか?実はそれ、落とし穴かもしれません。
この記事では、私が実際に直行直帰の訪問看護で心を病みかけた体験をもとに、メンタル不調を避ける働き方の工夫をお伝えします。
直行直帰=自由?実は孤独で潰れることも
Point: 一見「便利」な直行直帰。でも、人と話せない環境は心をむしばみます。
チーム連携の希薄さが心を壊す
訪問看護の現場では、直行直帰という働き方が当たり前になりつつあります。
朝は家から利用者宅へ直行し、業務後はそのまま帰宅。事務所に立ち寄らないという働き方です。
私も「最高の働き方だ!」と最初は喜びました。ですが数ヶ月後、明らかな不調が出てきました。
- 誰にも会わない日が続く
- 些細な相談もできない
- ミスを一人で抱え込む
「このままじゃ潰れる」と感じたのは、気づけば誰にも心を開けなくなったときでした。
実例:相談できない毎日は地獄だった
当時、訪問ステーションの制度として導入された直行直帰。
制度自体はすばらしいものでしたが、職場の人間関係が最悪だったのです。
ちょっとした疑問も怖くて聞けない環境。
「この人なら大丈夫」と思える上司ともタイミングが合わず、ずっと一人で仕事と不安を抱え込んでいました。
今の職場では同じ直行直帰でも全くつらくありません。
理由は簡単、「人間関係が良いから」です。
誰にも認められない仕事は、自分の価値を奪う
頑張っても誰も見ていない現実
直行直帰は一人で業務を完結させるため、誰にも見られず、誰にも褒められないという孤独があります。
・こんなに頑張っているのに…
・なんで自分だけこんなにしんどいんだろう…
そう思いながら過ごす毎日。
自分の価値が感じられず、「辞めたい」という気持ちに支配されていきました。
上司に正直に相談することはできました
でも、もうその時は遅かった。その会社で働き続けることができませんでした。
心のチェック体制が必要不可欠
直行直帰の導入を検討している会社や、自分が働く職場で以下が整っているか確認してみてください。
- 定期的な対面フィードバックの場がある
- 仕事以外のコミュニケーションが取れる
- 精神的フォロー体制が整っている
これがない場合、「自由」なはずの働き方が、地獄になる可能性があります。
これからの時代、選ぶべきは「制度」より「人間関係」
直行直帰はこれからますます増えていく働き方だと思います。
だからこそ、制度そのものよりも、それを支える人の繋がりが大切です。
働く場所を選ぶときは、
- その制度を支える組織風土はどうか?
- 困った時に相談できる上司はいるか?
- 人と繋がる時間はあるか?
それをぜひチェックしてください。
まとめ:直行直帰で潰れないために
- 直行直帰は孤独を生みやすい働き方
- 人間関係の有無が働きやすさを決める
- 相談・対話できる環境が整っているか確認を
- 制度より「人」が大切。誰と働くかで未来は変わる
「もう限界かも…」と思っても大丈夫。
私も一度は辞めようとしました。でも、人と話すことで救われました。
今つらいあなたも、きっと大丈夫です。あなたは一人じゃありません。