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求人情報の罠に気をつけて!求人票は“現場の声”ではない





求人情報の罠に気をつけて!〜リアル体験から学ぶ見抜き方〜


覚えておきなさい。求人情報には罠がたくさんある

求人票にはキラキラした言葉が並んでいますが、その裏にある現実を知らなければ、後悔する結果になります。
今回は筆者自身の実体験を交えながら、求人票の罠を徹底的に解説していきます。


よくある求人ワードとその裏側

  1. 「離職率が低い」
    → 老害が居座って昇進できない
    上のポストが詰まっていて、実力より年功が優先される文化の可能性大。
  2. 「20代で1000万」
    → 土日はないと思いなさい
    超過酷営業・完全歩合制の可能性あり。長く続けられるか冷静に判断を。
  3. 「社員が仲良し」
    → 書くことがないからこれを書いてる
    仲が良いというより、プライベートへの干渉が多いパターンも。
  4. 「昇給年2回」
    降給も年2回あるかも
    「機会があるだけ」で、成果がなければ当然上がらない。
    場合によっては査定で減給も。
  5. 「週休2日」
    → 実際は月に2回だけ週2休
    「週休2日=完全週休2日」ではありません。年間休日数を必ず確認!
  6. 「家族経営」
    → ワンマン・気分次第の待遇差あり
    小規模でアットホーム=良いとは限らず、好き嫌い人事も起こりがち。
  7. 「最終面接は社長が必ず出ます」
    → 社長の鶴の一声で決まる会社
    企業規模に関係なく、社長が全てを握るワンマン企業は要注意。
  8. 「社長が自分の似顔絵をイメージキャラクターにしている」
    → 自己愛強めな傾向
    社長の顔色を伺う文化が根付いている可能性あり。
  9. 「社員が仲良し(再び)」
    → 土日祝に祝日返上イベントがある
    会社主催BBQやイベントを断りづらい空気の中で強制参加、なんてことも。

📌 実録!筆者の体験談

■ 甘い言葉「残業なし」に騙された話

求人では「残業はありません」と明記されていたのに、実際は残業まみれ。
本部から現場への情報が遮断されており、タイムカードを定時で切らされたあとも仕事継続
当然、残業代など出ません。求人の言葉を信じたことを後悔しました。

■ ブラックすぎる社内ルール

  • 自分にしかできない仕事が終わらないのに、自己研鑽として資料作りも強制
  • 物品破損=反省文+罰金3000円
  • 社訓の暗唱を抜き打ちで実施、間違えたらボーナス査定ゼロ

これらはすべて、社長が作ったルールでした。社員の尊厳などまるで考えられていない会社でした。

■ 家族経営・ワンマン体制の地獄

社長は絶対で、管理者・役員にだけ強烈なプレッシャーをかけてきます。
その分、一般社員への要求も跳ね上がり、中間管理職は次々に潰れて辞めていきました
別の職場(アルバイト)では、家族経営によって日ごとに仕事の内容や態度が変わるような環境も経験。
正社員として誘われましたが、即座に断りました。

■ 求人とのギャップ

再三になりますが「残業なし」と書いてある求人でも、実際は真逆ということがある。
求人票は“現場の声”ではないので、見学や口コミ確認が必要です。


求人を見抜く力を鍛えるには

  • ポジティブワードは裏読み必須
  • 口コミサイト(OpenWork、転職会議など)を確認
  • 年間休日・平均勤続年数など、数字で比べる
  • 求人の信頼性の見抜き方はこちらの記事も参考に
    ABOUT ME
    siratama
    SIRATAMA(しらたま)です 医療従事者の理学療法士をしています。医療福祉の現場経験が沢山ありますので事業所による働き方や転職についての発信をしています。趣味のピラティスでは資格取得、メタバース分野でも体を動かす健康についても活動中です。多趣味で雑記の記事も投稿中