筆者プロフィール:
理学療法士歴10年以上、地域病院・診療所・訪問看護・病院・デイケア・介護保険施設各種・老人ホーム・小規模多機能型サービス・複合型サービスなど多様な現場を経験。
現在は週休3日制で副業理学療法士として活躍。
うつや転職の経験もあり、読者と同じような苦しみを経て今の働き方を実現しました。
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理学療法士が教える!心を軽くするピラティス運動
こんにちは。心の健康を大切にしたいあなたに、少しでもお役に立てる情報をお届けします。心が疲れたとき、体を動かすことすら億劫に感じることもありますよね。しかし、少しの運動が心を軽くする手助けになるかもしれません。
今回は、椅子に座ったままできるピラティス運動を5つご紹介します。これらのエクササイズは、あなたの気持ちを少しでも楽にし、不安を和らげる効果が期待できます。無理をせず、自分のペースで取り組んでみてください。
1. 背筋を伸ばすストレッチ(Spinal Stretch)
- 方法:椅子に座り、両足を肩幅に開いて地面にしっかりとつけます。両手を膝の上に置き、背筋をまっすぐに伸ばします。深く息を吸いながら、肩を耳から遠ざけるように下げます。そのまま数秒キープし、ゆっくりと息を吐きながらリラックスします。
- 効果:このストレッチは、姿勢を改善し、身体の緊張をほぐしてくれます。背筋が伸びることで、心も少し軽く感じるかもしれません。
2. 腕を上げるストレッチ(Arm Raise Stretch)
- 方法:椅子に座り、両足を肩幅に開きます。両手を頭の上に持ち上げ、指を組みます。深く息を吸いながら、腕を上に引き上げます。息を吐きながら、腕を下ろします。
- 効果:このエクササイズは、上半身の緊張を和らげ、心をリフレッシュさせます。思わず「よし、やるぞ!」という気持ちになれるかも。
3. 首のストレッチ(Neck Stretch)
- 方法:椅子に座り、背筋を伸ばします。右手で左の頭を軽く押さえ、首を右に傾けます。深呼吸しながら、20秒間キープします。反対側も同様に行います。
- 効果:首のストレッチは、日常生活での緊張をほぐし、心の安定にもつながります。自分を大切にする時間を作りましょう。
4. 足首の回転(Ankle Rotation)
- 方法:椅子に座り、両足を地面につけます。片方の足を少し持ち上げ、足首を回します。時計回りに10回、反時計回りに10回回します。反対の足も同様に行います。
- 効果:この運動は血行を促進し、体全体のリラックス感を得られます。小さな動きでも、心の余裕を生む一歩になりますよ。
5. 深呼吸とリラクゼーション(Deep Breathing and Relaxation)
- 方法:椅子に座り、背筋を伸ばします。両手をお腹の上に置き、深く息を吸い込みます。お腹が膨らむのを感じながら、4秒間息を吸います。その後、8秒間かけてゆっくり息を吐き出します。これを数回繰り返します。
- 効果:深呼吸は心を落ち着け、不安感を軽減する効果があります。自分の呼吸に意識を向けることで、心の平穏を取り戻しましょう。
最後に
これらのエクササイズは、椅子に座ったままできるため、体力に自信がない方でも取り組みやすいです。大切なのは、無理をせず、自分のペースで行うこと。心地よさを感じながら実践することで、少しずつ心が軽くなるかもしれません。
もし、これらの運動を通じて少しでも心が楽になったら嬉しいです。あなたは一人じゃありません。共に頑張りましょう。