働き方

直行直帰による交流不足はメンタル不調のトリガーになる

直行直帰で仕事を始めて1年が経とうとしています。

私の働いている医療福祉の会社で始まった直行直帰は、過去に例を見ない働き方ということで手探りの状態で進めている印象がありました。

直行直帰といえば事務所に寄らずに家から取引先や利用者さんの家に行って、仕事が終われば家に帰るという働き方です。

これだけを聞いたらすごく最高な働き方だよねと言われちゃいますが実はデメリットもあります。

チームワークとしての連携が取れずにメンタル不調を誘発しやすい。

一匹狼な性格の人であればこの辺りの課題はクリアできるかもしれません。

でも、人と話をして交流をしないと精神的にしんどい…という人は注意しなければいけません。

精神的にしんどいと感じだしても周りのフォローがなければ潰れるしかないのです。

なので直行直帰を会社から勧められた場合は、直行直帰となっている職員のフォローがあるかないかの確認をする必要があります。

具体的には仕事の進捗チェック、精神状態チェックであったり仕事に対する評価、フィードバックを受けるような対面の時間を確保することが挙げられます。

そして対面交流の時間がなくなることで本人も会社も気づかないうちに、メンタルの不調になっているという事態に陥ってしまうことがあるのです。

孤独が辛すぎて退職したくなる。

私はコロナ禍の転職者です。

人との交流を最低限にし限定的な関わりの中仕事が開始となりました。

業務的な対話 だけでなくプライベートの会話もないまま仕事がスタートしましたその中で厳しく指導にあたられたりすると精神的に辛い思いをするのです。

仕事が慣れてしまえば気にはならなくなるのですがやはり交流がないまま時間を過ぎてしまうと気が狂いそうになります。

そして始まった直行直帰。後ろ盾のない、業務。孤軍奮闘。孤立無援。

誰にも褒められず、認めてももらえない仕事。

自分の価値がないと思ってしまい過労・オーバーワークななる方も多いのです。

私もまさにその状態となりました。

人よりも頑張らなければいけない…という、働き方を続け、精神的にも身体的にも余裕がなくなってきました。

そこで別のトラブルが起きてしまい心が折れてしまったのです。

もうこれ以上は仕事ができないと思った私は上司に相談。

これ以上仕事をするのがつらいですまる仕事を辞めたいと思っています…と伝えました。

幸い、コミュニケーション頻度が改善され仕事は辞めずに続けることが出来ています。正直、精神状況はかなりヤバかったですが…。

心の余裕を持つために

これからの働き方で、直行直帰は増えるだろうと思います。

人の動きが多くなれば、魅力的な働き方を進める会社もたくさん出てきます。

その働き方の中で、新しい取り組みで良くないことにも目を向けなければいけません。

そして、そのフォローをしてもらうように確約を得る必要もあります。

ABOUT ME
siratama
SIRATAMA(しらたま)です 医療従事者の理学療法士をしています。医療福祉の現場経験が沢山ありますので事業所による働き方や転職についての発信をしています。趣味のピラティスでは資格取得、メタバース分野でも体を動かす健康についても活動中です。多趣味で雑記の記事も投稿中