筆者プロフィール:
理学療法士歴10年以上、地域病院・診療所・訪問看護・病院・デイケア・介護保険施設各種・老人ホーム・小規模多機能型サービス・複合型サービスなど多様な現場を経験。
現在は週休3日制で副業理学療法士として活躍。
うつや転職の経験もあり、読者と同じような苦しみを経て今の働き方を実現しました。
報連相の重要性:命を懸けたコミュニケーション
報連相の本質とは?
医療現場において、報告・連絡・相談(報連相)は単なるルールではありません。これは患者の命に直結する、非常に重要なプロセスです。ミスは誰にでもありますが、その後の行動が全てを決めます。隠すことは、まるで患者の命を軽視するようなものです。そんなこと、絶対にできません。
報連相が必要な理由
- 患者の安全を守るため
- チーム全体の信頼関係を築くため
- 業務の効率を上げるため
- 問題を早期に発見し、対応するため
職場の雰囲気が分かれ道
しかし、ここで大きな分かれ道があります。報告したら「よく言ってくれた、ナイス!」と褒められる職場と、雰囲気が終わっていてそもそも言えない職場です。後者では、ミスを報告するのも一苦労です。
実際、私も以前は報連相がうまくいかず、チーム内でのコミュニケーションが不足していた経験があります。報告自体がストレスになる職場でアクシデントを忌避することもありました。医療現場ではアクシデントはつきもの。報告することで評価される職場環境が、どれほど重要かを痛感しました。
報連相を実践するためのポイント
報連相を効果的に行うためには、以下のポイントを意識しましょう。
- 定期的なミーティングを設ける:情報共有の場を作ることで、報連相の習慣をつける。
- オープンなコミュニケーションを促進する:職場の雰囲気を改善し、誰でも報告しやすい環境を作る。
- 具体的な内容を伝える:報告内容は具体的にし、相手が理解しやすいように心がける。
- フィードバックを受け入れる:報告後は必ずフィードバックを求め、改善点を見つける。
まとめ
- 報連相は医療現場での安全を守る基本。
- 定期的なミーティングやオープンなコミュニケーションがカギ。
- 報告した時に評価される職場環境が、安心して報連相を行うためには不可欠。
あなたも報連相を意識し、より良い医療環境を築いていきましょう!