通称VR酔い、画面をみて遊ぶ際にみられる症状である。
時間の経過で症状が現れたり、突然気分を悪くすることもある厄介なもの。
俺『ワールド散歩してたら吐きそうだよぅ…気持ち悪いよぅ…』
Y岡『画面酔いだな。こうなる場合は事前に対策する必要があるな。』
Y『俺がVRChatで本当に画面酔いに利く方法を教えてあげますよ』
俺『本当ですか?トラステッドユーザーは慣れるまでやれっていってましたよ!本当にそんな方法があるのですか?』
Y『ああ、もちろん。』
まず、乗り物酔いする体質であれば事前に酔い止めを飲んだ方がいい。コンビニやディスカウントストアに置いてある市販薬がある。酔ってしまってから効果のあるものもあるから君の場合はそっちを買っておいた方がいいな。あとこれを用意しておいた。
俺『ブレンド茶と梅干しですか?』
ブレンド茶の風味はリラックス効果が高く吐き気を一時的に抑える効果があるとされる。ハーブやミント系の風味はむかついた胃をスッキリさせてくれるんだ。梅干しにはピクリン酸という成分がありこれを摂取すると吐き気に効果があるといわれているんだ。もし酔ってしまったのならこいつを使うといい。
K原『そこの三半規管が弱いの、その男の言うことなど聞かない方がいい。私がVRChatで酔わない方法を伝授しよう。』
俺『これは…K原先生』
K『使うのはお前たちの大好きなカメラだ。自撮りモードにしてこれを見ながら移動なさい。』
Y『馬鹿な…!?そんなものが酔いに効果があるはずがない!』
俺『待ってください…!これ本当に酔わないですよ!視点をカメラに固定してれば周りの景色が動いても全然酔わないです。最初は慣れないな、と思ったのですがそこまで気になりませんよ?むしろ自分の好みのアバターを見ながらプレイできるのも良さそうです!』
Y『お前のことだ…特別なツールか上等なヘッドマウントディスプレイでも使ってるんだろうっ!』
K『ええい、この大馬鹿者め!まだ分からないようだな。説明してやる!』
酔いのメカニズムは頭の縦と横の動揺が組み合わさって生じると言われている。コーヒーカップに乗って横の回転に加え、頭が上下に揺れればすぐに酔ってしまう。このような酔いを発生させる上下左右の回転をコリオリ刺激という。このコリオリ刺激を抑制すれば画面酔いはグンと抑えられるのだ。スプラトゥーン3のような非VRのFPSゲームでも同じようにテレビスクリーンの真ん中に点シールを貼り視点を固定(頭部上下運動の抑制)させることを推奨する研究もあるくらいだ。それほど頭の揺れを繊細に考えなければならない。乗り物酔いも同様に背もたれに頭を固定し視点の変動を抑えれば酔いは防ぐことができる。それを!酔い止めだの、ブレンド茶だの梅干しなど笑わせてくれる!根本的な酔いのことも考えずに物事を語るとは滑稽先晩だ!
VRChatではVR酔いの予防訓練できるイベントも有志により用意されている。このような集まりに参加するのもよいかもしれない。