ココロノート処方箋

意思力が枯渇する前に:運動習慣を無理なく続ける私の工夫





意思力が枯渇する前に:運動習慣を無理なく続ける私の工夫


意思力が枯渇する前に。
運動習慣を「考えないで続ける」私の工夫

「毎日運動したい」「健康に気をつけたい」と思っても、なかなか続かない…。
そんな経験、ありませんか?私はあります。めちゃくちゃ、あります。

本当にやりたいことなのに、できない。
それは、やる気や根性の問題ではなく、「ウィルパワー(意志力)」の消耗が原因かもしれません。


🧠「運動を続けたいのにできない」私のリアル体験

私は、毎日の運動習慣として、ピラティスを取り入れたかったんです。
でも、いざやろうとすると、

  • どのメニューをやるか
  • 道具はどれを使うか
  • 服に着替えるのか?マット敷く?

…と、決めることが多すぎて、その時点でもう疲れてしまう。

「あ〜今日もできなかった…」
「自分って意志が弱いな」って、だんだん自信を失っていきました。
で、仕事の疲れを言い訳にして、逃げてしまう。

でもある時ふと、

「行動のハードルって、“決めること”の多さかも?」

と気づいたんです。


💡 専門書は「完璧」を求めてくる。でも私は「やれること」から始めた

ピラティスの教科書や専門書は、正しいやり方や理論がビシッと書いてあります。
でも、それが逆にハードルになっていた。

「完璧にやらなきゃ」じゃなくて、「続けやすさ優先」でもいいんじゃない?
そう考えるようになってから、発想が変わりました。


🏠 環境に「組み込んだ」ら、やる気いらずになった

私は、自分が長く過ごす場所や時間帯を分析して、そこにピラティスを組み込むようにしました。

  • 車の運転時間が長い → 座ってできる動きにアレンジ
  • 家では椅子に座って作業が多い → 椅子ピラティスを実践
  • 寝る前は寝転んでVRChat → プロの映像レッスンを寝ながら模倣

「やるぞ!」と決めなくても、自然にできるようになったんです。


🛠 習慣化の工夫:ルールは「決めすぎない」

ポイントは、時間や形式を厳しく決めないこと

  • 時間は決めない
  • やるのは「テーマ」と「5つまでのメニュー」
  • テーマは「猫背を直す」「リフレッシュ」など、気分でOK

自由度が高いから、プレッシャーも低い。結果、継続できるようになりました。


🔁 小さな習慣が、確かな成果に変わった

作業の合間にできるし、身体にもちゃんと効いてる感覚がある。

続ける回数が増えたことで、自己肯定感も上がった。
もちろん、面倒くさい日もあるし、やらない日もあります。
でも、「戻れる場所」があるのは、すごく大きいです。


📣 最後に:読者のみなさんへ

もしあなたが、「習慣が続かない」「意志力がない」と悩んでいるなら、

やる気じゃなく、やりやすさを整えてみてください。

毎日のルーティンの中に、小さく「習慣」を乗せていく。
それだけで、変化はゆっくり、でも確実に訪れます。

🌱 今日からできる一歩

  • 生活の中で「座ってる時間」を見つける
  • そこでできる「1〜2分の運動」を考えてみる
  • 道具も時間も決めなくてOK。できるだけ「気楽」に

ウィルパワーは、貯金じゃない。減る前に、行動しやすくしてあげよう。


ABOUT ME
siratama
SIRATAMA(しらたま)です 医療従事者の理学療法士をしています。医療福祉の現場経験が沢山ありますので事業所による働き方や転職についての発信をしています。趣味のピラティスでは資格取得、メタバース分野でも体を動かす健康についても活動中です。多趣味で雑記の記事も投稿中