おはようございます。
理学療法士のしらたま♪です。
養成校の多さや資格取得の為に理学療法士を目指す人は増えているようです。市場に理学療法士が足りていない状況はもう少なくなってきました。では理学療法士が市場に溢れ需要と供給のバランスが変わると何が起きるのでしょうか？すこし予想してみましょう。
今回は以下の話をしていきたいと思います。（※あくまで筆者の予想です）
・需要が減り就職が難しくなる
・供給過多となり病院の給料が減る
・総合病院以外の分野での転職や就職が増える
・需要が別分野に広がる可能性、一般企業や医療福祉施設以外の就職が増える
・これからできること、準備しておくこととは？
需要が減り就職が難しくなる
人気の病院や施設の就職が難しくなり、新卒での就職は難しくなるのではないでしょうか？特に、新卒は総合病院でマルチな臨床経験をする人が多いですが、年々、難しくなってくるのではないかと思います。特に人気のある病院には全然入れない！なんてことも増えるのではないかと思います。
供給過多となり病院の給料が減る
経営理念に差があるとは思いますが、中途採用で高い給料を出して即戦力で働いてもらいたい病院と新卒を低い給料で採用して教育をして働いてもらう病院に分かれるかもしれません。そうなると、別分野へ就職しようとするのでこの流れで理学療法士の市場価値は別分野でも連動して徐々に下がる可能性があります。
総合病院以外の分野での転職や就職が増える
介護保険分野での就職が増えていくかもしれません。理学療法士が医療分野から介護保険分野に流れてくれば理学療法士が活躍できる部署を立ち上げる施設も増えるのではないかと思います。理学療法士が提供するリハビリと報酬はまだまだ高いので介護保険分野では活躍できるとでしょう。
需要が別分野に広がる可能性、一般企業や医療福祉施設以外の就職が増える
また、一般企業（大手会社など）に就職する人が増えると思われます。特に経験豊富な人材紹介会社などは需要があるかもしれません。また、市町村が行っている介護予防事業で更なる拡充等で理学療法士が予防分野での活躍が期待されます。
これからできること、準備しておくこととは？
新卒であれば総合病院から就職という流れが変化する可能性があります。介護保険分野でも活躍できるように準備しておく必要があるかもしれません。また、ベテランセラピストも供給過多の影響で転職が思うようにできない可能性があります。経験を活かせる分野での転職や今までなかった分野での活躍がチャンスが現れた際に素早く動けるように情報収集をしておきたいですね。
また、
まとめ
・人気の病院や施設の就職が難しくなり、新卒での就職は難しくなる
・理学療法士の市場価値は別分野でも連動して徐々に下がる可能性
・介護保険分野での就職が増えていく
・理学療法士が予防分野での活躍
・ベテランセラピストも供給過多の影響で転職が思うようにできない可能性
・経験を活かせる分野での転職や
・新しい分野での働くチャンスが得られるように情報収集しておくことが大切
