こんにちは!
理学療法士のしらたま♪です。
『朝礼で1日の目標を公表する職場で、つまらない目標を決めたセラピストに周りが怒っている』というもの。
コミュニケーションの苦手なセラピストがいつもより多く会話を行うという目標だったそうです。
深堀りしていきますが、苦手を克復するために目標を決めたことは悪いことでしょうか?
このセラピストは経験年数のある人だそうで、それも不満の原因だったというのも分かります。
今回は以下についてお話をしていきたいと思います。
・目標を決めることは大小問わず悪いことではない
・でも他人が与える目標の方が効果が絶大である
・このセラピストはどうするべきだったのか
目標を決めることは大小問わず悪いことではない
今回の内容ではないことも含め、1mmでも進展があるのであれば、目標を決める意味はあると思います。たとえ内容がレベルの低いものだとしても、苦手を克復するのであれば仕方ないのです。また、自分自身の観察が難しい人だと上手く課題が見えなかったりします。そこを上司が教えてあげることができるといいかもしれません。
他人に決めてもらった目標の方が効果が絶大である
目標を決める際に、他人に目標を決めてもらうと本人では気付かない課題や目標の達成難易度のバランスが丁度良いです。相手が達成できそうな目標を決めてあげて、それに対してのフィードバックをすると大きく改善が期待できます。セラピストは患者さんに的確な目標を与えることができるのです。無理難題を押し付けるようなことは止めましょう。潰れてしまいますよ。
このセラピストはどうするべきだったのか
おそらく自身で変わるのは難しいかもしれません。上司等の協力が必要なのでは…と私は感じました。
そして、目標を公表するのは全体の場ではなく、上司等の一部の人に公表する、で良いのではないかと思いました。上司がフィードバックして『もうちょっと頑張ってこれくらいの目標にしてみませんか?』と修正するのがベストであると思います。
フィードバック無しで、一方的に目標を立てて白い目で見られ続けるようであれば本人だけでなく職場にも問題があるのではないか?と感じてしまいます。
まとめ
・本当に苦手なことは小さな目標でも良いと思う
・自分で目標を決めるより、他人が目標を決めた方が効果が出やすい(匙加減も大切!)
・何らかの課題のある社員は上司の協力が必要
最後まで見て頂いてありがとうございました!