おはようございます。
理学療法士のしらたま♪です。
人員不足で仕事をすると何が起きるでしょうか?実際に体験したことも含め、以下にまとめてみました。あなたの職場は当てはまることはありますか?
・休憩がなくなる
・仕事負担が大きくなる
・事故が発生しやすくなる
・残業が増える
・いじめも増える
・サービスの質が下がる
・会社批判が増える
休憩がなくなる
まず、人員が少なくなると現場が回らなくなるので休憩が削られます。恐ろしいことに何年も慢性的にこの状態の陥ると体が慣れてしまいます。そして、これが当たり前となってしまいます。
前働いていた職場はこのようなところで、責任者や幹部クラスの方も見て見ぬふりをしてこのことを議題に上げることすらしませんでした。突っ込みを入れると『いや、仕方ないじゃん』としか言いませんでした。
仕事負担が大きくなる
1人あたりの仕事量が増えるため、負担は必ず多くなります。体力仕事である場合は体調を壊してしまったり、精神的にダメージを受けやすいです。体力がある人でも関係なく上記の症状が出るので危険です。心当たりのある人は対策しましょう!
私はかなり体力に自信がありましたが、忙しい毎日を過ごすことで精神的に体調を崩してしまいました。一定期間過ぎると『やばい、これ以上働いたら何かよくないことが起きる』と思い退職を決意しました。
事故が発生しやすくなる
忙しいときでも、ある程度ルーティン化できている業務はこなせますが、そうでない仕事の場合は小さいミスが頻繁に生じます。ヒヤリハットの法則から、小さいミスが積み重なって生じるといつか大きいミスが生じます。年に数回レベルのミスが月に何回もミスが生じてしまうような職場になったようであれば危険です。
私は以前、デイサービスで仕事をしていましたが、人員が少なすぎて1人で10人以上を見ることを迫られていました。そして認知症の利用者さんが、出口から出て行方をくらますというアクシデントを発生させてしまったのです。(人員が少ないので同じトラブルが3回ありました)会社はトラブルの責任を厳しく問いますが、自分以外に責任がないかを考えても良いと思います。
残業が増える
業務内に仕事が終わらないので、必然的に定時を過ぎても仕事をする必要が出てきます。本当は定時後の仕事は必要ないのですが・・・。ひどい時は朝の出勤も30分~1時間前に出勤することを迫られる場合があります。
私は仕事が終わらずに日曜日に会社に行って業務を終わらせるということを何回もしたことがあります。会社のパソコンは作業ログが記録されているのですが、当然見て見ぬふりでした。
いじめも増える
スケープゴートができやすいのも特徴です。忙しく仕事をしていると、必ず効率の良くない人が現れます。その人を責めるような言動や態度を取る人が増えます。
前の上司は効率の悪い人を責めるばかりで改善案を出さない人でした。いじめに耐えられない人は当然辞めてしまします。私はいじめには合いませんでしたが、いじめが原因で辞める人が多い印象でした。
会社批判が増える
会社はこの人員で運営する・職員は人を増やしてほしい。この意見の違いから対立することが多いです。会社は「何でもっと効率良く仕事をしないのか」と言い、職員は「何でこんなに忙しいのに人を入れないのか」と意見分かれてしまいます。会社側の改善意識が無ければ意見を交わすチャンスすらありません。
サービスの質が下がる
忙しい職場で働いていると、業務の効率を重視するため、他を全て犠牲にしてしまいます。特に、余裕がない場合が多いのでサービスの質は低下し客離れが進むことも多いです。
私の場合は利用者さんや家族さんから「おたくの職場、忙しそうでちゃんとケアできてないですよね」と言われたことがあります。あれはショックでした。
まとめ
・休憩が取れなくても仕方がないから、で済まされる
・仕事負担が増えて体調を崩す可能性がある
・ミスが増え大きいトラブル発生が起きやすくなる
・定時前後の業務を強いられる
・仕事効率が良くない人からいじめられる
・会社と職員の意見が対立する
・余裕が無ければ良いサービスが提供できなくなる(客離れ)