働き方

真面目すぎて潰れそうなあなたへ。理学療法士が語る「壊れる前にできる3つの対策」

真面目すぎて潰れそうなあなたへ。理学療法士が語る「壊れる前にできる3つの対策」

こんにちは、理学療法士のしらたまです。

職場で「気がつけば自分だけ仕事量が多い」「頼まれると断れない」
そんなふうに感じたことはありませんか?

真面目な人ほど、潰れてしまいやすい。
この記事では、私自身の経験をもとに、壊れる前にとるべき具体的な対策を紹介します。

潰れる前に、3つの対策を必ず取りましょう

結論から言えば、「壊れてからでは遅い」のです。
だからこそ、働き方を“強制的に”見直す必要があります。

対策1:業務時間・日数を意識的に削る

私自身、週5日の勤務がきつくなり、
完全週休3日制の会社に転職しました。

働く時間を物理的に減らすことで、

  • 上司からの期待値が下がる
  • 自分の回復の余白が生まれる

有給を使っても「一時的な逃げ」になるだけ。
メンタルに不安があるなら、働く環境を“設計し直す”ことが本質的な対策です。

完全週休3日制は、心が折れかけていた私の“セーフティネット”になりました。

対策2:限界タスクを可視化しておく

潰れる人の多くが「サインを見逃して」しまいます。
以下のような時は、限界が近づいている証拠です。

  • 笑えなくなる
  • 仕事の段取りがつかなくなる
  • 周囲に余裕がないと感じる

この時点で、自ら「業務量を下げる相談」をしましょう。
環境が変わらなくても、「今のままだと厳しい」と言えるだけで救われることもあります。

対策3:悩みは「職場の中」で相談する

ストレス発散には「聞いてくれる人がいればいい」と思いがちですが、
職場の問題は、職場の中でしか解決できないことも多いのです。

真面目な人は特に、

  • 迷惑をかけたくない
  • 自己責任だと思い込む
  • 限界でも「まだ頑張れる」と思ってしまう

でも、ここで知っておいてほしいのがこの考え方です。

「自分自身も、業務に必要な“道具”のひとつである」

道具に不具合が出たら、報告して整備するのは当たり前ですよね?
自分のメンテナンスも同じように扱っていいんです。

真面目なあなたへ。あなたは何も悪くない

私も以前、体調を崩したとき、「自分が弱いからだ」と思ってしまいました。
でも、冷静になって振り返ると、“潰れる仕組み”の中にいただけだったと気づきました。

本当は会社がマネジメントすべきことを、
あなた一人に背負わせている構造そのものが問題です。

だから、声をあげてください。働く日数を減らしてください。
誰かに頼ってください。

あなたが壊れてしまってからでは、遅いのです。

まとめ:潰れる前に行動してほしい3つのこと

  • 働く時間・日数を強制的に減らす
  • 限界サインを見逃さず、早めに業務調整する
  • 職場内で相談できる人を1人でも見つける

真面目さは美徳ですが、それが原因で自分を壊してはいけません。
“思考停止しないこと”が、あなたを守る最大の武器です。
明日も生きていてほしい。だからこそ、今日から少しずつ整えていきましょう。

ABOUT ME
siratama
SIRATAMA(しらたま)です 医療従事者の理学療法士をしています。医療福祉の現場経験が沢山ありますので事業所による働き方や転職についての発信をしています。趣味のピラティスでは資格取得、メタバース分野でも体を動かす健康についても活動中です。多趣味で雑記の記事も投稿中