セラピスト

理学療法士の知識不足について思うこと 正しい学習方法とは?

新人や経験が浅い頃は周りが優秀過ぎてかなりコンプレックスを感じていることがあるかもしれません。

でも、闇雲にセミナー等に参加する前に考えて欲しいと思いこの記事を書きました。

ただ焦るだけでは、手がつかないのです。

セミナーに参加する前に以下の事を考えてみてみると良いです。

・自分の興味のある分野を学んでみる。
新人だった私は、意識の高い同期と勉強会をしたことがあります。私は、介護保険について学ぼうとしていました。しかし、興味がないため挫折をしてしまいます。さらに、皆が行くから…という理由で参加したいと思わない勉強会に行ったりしました。しかし、殆ど記憶に残っていなかったのです。

私は、外来リハビリ・急性期病棟を担当者していたので除痛がメインとなっていました。そこで、アプローチする筋肉に興味があったので、触診やストレッチの講習会は自らすすんで参加出来たのです。やはり、興味のあることから学ぶと吸収が早いですね。今でも内容覚えてますよ(笑)
そして数年後、介護保険業界について興味が沸いてきたため、ケアマネ取得に向けて学習を始めました。その時も自主的に介護保険等の学習を行い合格することもできました。
自分の興味のある身近な分野を学ぶことをお勧めします。

・自分が楽をするために学ぶ
私は社会人になってから読書をするようになりました。メンタル思考法やビジネス書、技術書などがありますね。しかし、読んでいて頭に全く入らないものと、すーっと入ってくる本があるんです。それは、詠めば自分がどんな風に変わるか?心や考え方が楽になるか?を満たすものです。一方で、ただ知識が満たせる程度の学習だとだめなのです。
昔は、技術書は読んでも読まなくても患者の治りは同じ。という考えがあったので、これらの学習はかなり辛かった記憶にがあります。最近は、仕事で『もっと良くするには?』『より良いリハビリができるための思考法や技術はあるか?』といったスキルアップを目指すようになってからは学習はが苦しくなくなりました。

一方で、やってはいけない学習もあります。

・患者さんの為に、学ぶ
これは、意外と辛いですよ。何かの見返りを求めるわけでもなく完全版奉仕となってしまうこともあるので、あくまでもメインは自分事として学ぶ方が良いです。

・強制して行う学び
私の職場は、自己学習をして発表するという習慣があります。『自分の興味のあるジャンル』なら楽なのですが、『テーマは○○で、発表してね』とかになるとめちゃくちゃキツいです。

まとめ
・興味のない勉強会は頭に残らない。
・周りに合わせるのではなく、自分の興味がある分野を、学ぶ。(楽しいし、吸収も速いよ!)
・興味がない分野も、いつか興味沸くことがある。
・学習して、自分がどうかわるか?を満たすものを選ぶ。
・単純に知識を満たすだけの学習は頭に入りにくい。
・他人の為ではなく、自分の為に学習をするのが大切。

ABOUT ME
siratama
SIRATAMA(しらたま)です 医療従事者の理学療法士をしています。医療福祉の現場経験が沢山ありますので事業所による働き方や転職についての発信をしています。趣味のピラティスでは資格取得、メタバース分野でも体を動かす健康についても活動中です。多趣味で雑記の記事も投稿中