【理学療法士の就職術】新人が「最初に選んではいけない職場」とは?後悔しない就職先の選び方
「初めての就職、どこを選べばいいか分からない」
そんなあなたへ。
私は理学療法士として地域病院から訪問看護、デイケア、診療所など複数の職場を経験し、副業やパーソナルトレーナーとしても活動してきました。
転職回数も多く、ブラック職場やパワハラも経験済みです。
この記事では、「最初の就職で選んではいけない職場の特徴」と、「後悔しない職場の選び方」について実体験ベースで解説します。
この記事を読むと、自分に合った就職先の選び方がわかり、ムダな時間や心の消耗を避けられるようになります。
最初の就職で「絶対に選んではいけない」職場の特徴
【結論】部署が1つしかない職場は避けよう
初めての就職で、小さな診療所など部署が1つしかない職場を選ぶのはリスクが高いです。
なぜなら、「その部署が合わなかったときに逃げ場がない」からです。
理由:配属部署の選択肢がないと詰む
私自身、最初は学校の先生のすすめで「地域病院」に就職しました。
結果的には部署も多く、いろんな経験ができてよかったのですが、もし小規模の診療所だったら完全に詰んでいました。
職場環境が合わなかったとき、別部署へ異動できる職場のほうが圧倒的に安全です。
具体例:こんな職場は避けたい
- 理学療法士が1~2人しかいない小さな施設
- 異動がない・部署異動制度がない
- すでに人間関係が固定化している
※ただし!『オレは整形外科特化で仕事がしたいんだぜっ』のように特化した部署で働きたいという方はその限りではありません。(ブラウザバックOK)
就職で本当に見るべき「3つの基準」
【Point1】その職場で自分が「働けそう」か
理念・人間関係・顧客層・ワークスタイルなど、自分が長く働けそうな職場かどうかを真剣に考えてください。
「利益第一」「仲が悪い」「クレーム対応ばかり」「休日出勤ありき」
こうした職場はメンタルを削られます。
【Point2】今後、規模拡大や事業展開の予定があるか
「今は小さいけど、今後◯◯事業を立ち上げ予定」という職場はチャンスです。
たとえば、外来リハ中心のクリニックが、今後デイサービスや訪問リハも始める予定なら、新しい学びの機会があります。
【Point3】次に活かせるスキルが得られるか
「この会社にずっと勤める」よりも、「次に活かせる土台づくり」という視点が重要です。
時代はすでに終身雇用ではありません。
私自身、何度も転職しながら、デイサービス→訪問看護→デイケア→自費トレーナーと経験を積んできました。
最初の職場で得たスキルが、次の現場で役立つように「積み上げ」できるキャリア戦略が大切です。
理学療法士が就職で後悔しないためのアドバイス
経験者としてのメッセージ
気弱で転職回数も多く、うつを経験した私だからこそ伝えたい。
「就職は、慎重すぎるくらいでちょうどいい」ということです。
焦って決めた職場で、何年も疲弊するのは本当にもったいない。
ぜひ、あなた自身の将来のために「選ぶ力」を持ってください。
まとめ:就職の「軸」を持てば、後悔しない
- 1部署だけの職場は要注意。異動できる職場を選ぼう
- その職場で働きやすいかを基準に考える
- 次の転職に活かせるスキルを得られるかどうか
- 規模拡大や事業展開の予定がある職場は◎
あなたのキャリアは、あなたが守るしかありません。
「とりあえず」で決めず、長期的な視点を持って就職先を選びましょう。
もし悩んでいるなら、同じように悩んできた私が、少しでも力になります。